こんばんは。
たまには真面目に？(笑) サッカー選手にとって悩ましいこの時期から考える進路の選択について書いてみます。
サッカーをしていると大きく道が分かれる12歳、15歳時に進路の選択をしなければなりません。
僕が1番指導者になってから感じるのはこの年代を指導しているからという事もありますが12歳時にはある程度レベルの高い選手が何も情報を得ないままチームの名前で進路を選んでしまう危険性についてですね。
名前で決めるのが悪いというのではなく何も考えずに名前だけで選んでしまうことが多すぎるかなと思います。
はっきりと言ってしまえば特別に飛び抜けて12歳時点で能力、技術などがスーパーな選手以外は12歳～15歳で評価が逆転する可能性はかなり高いです。逆を言えば12歳時点で試合に出ていない、レベルが低いと思っている選手でも15歳時に逆転している可能性は大いにあります。
これは特に思いますが12歳～15歳は自分にあった指導者に出会うのがなにより大切かなと思います。これはプロになってからもある意味では大切な要素となりますが、どんな指導者に巡り合うかなどで本当に人生は変わります。
15歳～18歳は勝負する必要もあるし、自分のレベルより少し上、チャレンジしてもいい年代かなと思います。そこは指導者ももちろんですが高いレベルで挑戦して本格的なサッカーに入る必要性もあるからです。しかし12歳～15歳での多くの逆転現象の多さを見ていると自分に合う指導者、自分を評価してくれる指導者との出会いは本当に大切だと思います。
ここからは少しだけ僕の話にはなりますが僕は小学生時代は地元の小学校のサッカーチームに所属していました。そのチームの先生が熱く非常にお世話になりました。そのおかげで12歳時にはJ下部組織であるサンフレッチェ広島ジュニアユースという選択肢もありました。
しかし僕なりに考えて今サンフレッチェに行くよりは中学3年間は自分を最大限評価してもらっていた街クラブである安芸FCジュニアユースに進みたいと思いました。そのクラブはまだ広島では新しいクラブでしたがなによりコーチ、監督が熱かったのを覚えています。
そこで指導者の方にしっかりと評価してもらい試合にも出るチャンスをもらいすべての面で成長させてもらいました。
15歳の進路選択時には地元のサンフレッチェ広島ユース、皆実高校、名古屋グランパスユース、前橋育英高校、静岡学園高校の選択肢がありました。
今だから言える話にはなりますが(笑)
12歳時に話をもらっていたサンフレッチェ広島からもう一度15歳時に話をもらいこの時は本当に嬉しかったし街クラブに行ってよかったなと強く思いました。
僕は12歳時にナショナルトレセンには選ばれてましたが同県から一緒にナショナルトレセンに行ったメンバーが8人もいましたが自分なりの分析で僕は彼らよりまだまだ劣っているし自信がなかったのもあり、今1番評価してくれる指導者のもとで成長したいと思いチームを選びました。
このナショナルトレセンのテスト結果によると俺はシュートがかなり下手やったんやな。。笑
ドリブルはうまかったんかもなー！笑
話を戻しまして。。
そのとき両親からは一切進路について言われることはなく自分で決めました。
今考えれば僕は家から1時間以上かかるチームを選び電車で通いそれを3年間続けました。しかしあの経験は今でも生きているし成長するには環境も大切ですがなによりうまくなりたい、上に行きたいという向上心を持つことかなと思います。
今の時代本当にいいのか悪いのかわかりませんがたくさんの良いグランド、人工芝などがあります。しかし環境がいいからうまくなるわけではないしそれでチームを決めるというのは安易すぎるかなと思います。自分の向上心、気持ちがなにより大切です。
自分の目で見て身体でしっかりと感じて決めることは大切です。
本当に頑張りたいという選手、うまくなりたい、上にいきたいという選手はどんな環境でも成長できます。
しかし指導者との巡り合わせ、出会いだけは運だけではうまくいかないし、しっかりと見て感じて選ぶべきポイントかなと思います。
選手の可能性は無限にありますがその可能性を少なくしてしまうか広げるかは進む道で変わります。
しっかり後悔のないようにサッカー少年たちには道を選択してもらいたいと思います。
最近よく色々なとこで進路について聞かれることもあるので書いてみました。